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午後診療
「歯磨きのたびに出血する」
「CMじゃないけど、りんごを食べると歯から血が出る」
気にはなっているけど「特に痛いわけじゃないし・・・」と先延ばしにしてしまいがちです。
歯磨きが終わると忘れてしまいます。
でも、血が出ている時点で「歯周病」はかなり進行しています。
血が出ているということは、歯茎がばい菌を掻き出そうとしている印です。
血が出ることは悪いことではなく、自浄作用なので、それの助けになるようなマッサージのようなブラッシングを心がけましょう。
最初は出血しますが、炎症が引いてくる=ばい菌が少なくなることで少しずつ出血の量は減ってきます。
歯ブラシでは、実は汚れの6割しか取れません。
歯と歯の間の汚れ取りは、デンタルフロスの得意分野です。
ただし、出血している状態ではごしごしやるのではなく、歯茎を見ながらソフトに汚れを落としましょう。
泡立ちを重視してはいけません。
むしろ泡だつと、長い時間ブラッシングができないのでお勧めできません。
殺菌作用に重きを置いた歯磨き粉がありますので、それを使いましょう。
口の中も自分の体ですが、自分の目でしっかり見ることはできません。
プロに診てもらって治療してもらうことが、一番間違いがありません。
さらに、歯周病の影響はお口の中にとどまらず、全身に影響を与えることが最近の研究でわかってきています。
口の中の歯周病菌は、二つのルートで血管内に入り、全身を駆け巡ります。
ひとつは、食べ物と一緒に飲み込まれる吸収される。
ふたつめは、歯茎の毛細血管から入り込み、血液の中に入り、全身を回るというルートです。
そのような経路で、全身に歯周病菌が影響を与えることになります。
その結果、下記の疾患の一因になっていることがわかっています。
糖尿病
嚥下性肺炎
敗血症
心内膜炎
早産
低体重児出産
認知症
たかが歯周病と侮ってはいけない理由がお分かりいただけましたでしょうか?
※こちらのページに詳しく解説があります、是非御覧ください。
☆「歯ぐきに違和感がある…(出血・腫れ・痛み)」