9:00-12:00
14:30-19:00
午前診療
午後診療
・朝起きたときに、口の中がネバネバしたり、にがみを感じやりする。
・歯みがきのときに歯ぐきから出血する。
・硬いものが噛みにくい。
・口臭が気になる。
・歯ぐきがときどき腫れる。
・歯ぐきが下がって、歯と歯の間にすきまができてきた。
・歯が少し動く、少しゆれる感じがする。
このような症状のある方は、歯肉炎、歯周病の可能性があります。
早めの受診をお勧めします。
簡単にいうと、歯と歯ぐきのまわりを含めた病気です。プラーク(歯垢)中の歯周病原細菌が作り出す毒素により、歯を支えている骨(歯槽骨)が溶けてしまう病気です。自覚症状が出にくく、上記のような症状が確認できるときは、かなり進行している状態であるといえます。
①プラーク
お口の中には常時、数百種類の細菌が存在しています。これらは普段は悪さをすることはありませんが、歯みがきが不十分であったり、佐藤を過剰摂取すると、細菌はネバネバした物質を作り出し、歯の表面に付着します。これがプラークです。
②歯肉炎
プラークがお口の中、特に歯と歯ぐきの境目に残っていると、歯ぐきに炎症が起こります。これが歯肉炎です。歯肉炎の段階では炎症があるのは歯ぐきだけであり、歯槽骨にまでは至っていません。
③歯石
残ったままのプラークは唾液中の成分と反応し、やがて硬い石のような物質に変化します。これが歯石です。歯石そのものは悪さをすることはありませんが、プラーク付着の足場となり、歯周病原菌が持続的に毒素を作り出す環境を補助する役割を果たしてしまいます。
④歯周病
こうした環境が作られ、持続していくことで、最初は歯ぐきだけにあった炎症はさらに進行し、歯槽骨にまで達するのです。
また次のような方には、歯周病が起こりやすいことが知られています。
・45歳以上の方
・喫煙者
・妊娠中
・糖尿病にかかっている方
・歯みがきの悪い方
40歳以上の8割が歯周病だと言われています。歯周病は、お口の生活習慣病と言われ、全身疾患との関係があることもわかってきました。
歯周病は、予防ができる病気です。歯科での専門的な歯石除去をうけ、毎日の歯磨きは歯周病を予防する磨き方を行うことが大切です。
まずは、りんご歯科で、診査、診断を受け、歯周病の対策をおこなっていきましょう。
自分では気がつかないのですが、歯と歯の間の歯ぐきのところに硬い歯石が沈着し、初期の歯周病になっている患者様が、多く見られます。ぜひ一度検診を受けることをお勧めします。
今は、まだ歯ぐきの状態に心配がはない方は、今の状態を維持することが大切です。何も起きていない健康な状態から歯肉炎、歯周病の予防を行うことがとても大切です。
りんご歯科と共に、一生健康なお口で過ごせるよう努力していきましょう。
【歯周病基本治療】
①歯周検査(1回目)
歯と歯ぐきの間の溝(歯周ポケット)の深さを測ります
②スケーリング
水と空気が出る機械を使って、比較的浅いところの歯石を取り除きます。上顎と下顎に分けて計2回行います。
③歯周検査(2回目)
スケーリングの成果を評価します
④SRP(スケーリング・ルートプレーニング)
キュレットと呼ばれる先のとがった器具を使って、比較的深いところの歯石や歯周病原菌が入り込んだ歯質を取り除きます。上顎・下顎を3ブロックに分け、計6回行います。
⑤歯周検査(3回目)
SRPの成果を評価します
【歯周外科治療】
歯周病がより重度の場合には、外科的な治療を行うこともあります。
以下の方々はりんご歯科に通院され、歯石や歯垢をとりました。
また、歯周病を防ぐ歯みがきの仕方も学んでいただき、自分の歯磨きもレベルアップされました。
お口全体がきれいになり、赤く腫れていた歯肉が引き締まってきました。
■60代男性の治療前と治療後
■20代男性の治療前と治療後